2010年10月29日金曜日

GALAXY S



今日は10/28。そう、GALAXY Sの発売日です。(もう29日になりましたが。)藤沢のビックカメラで実機触ってきました。長くなりそうなのでブログでごく個人的なものですが感想書きます。上の画像はITMediaの記事から拝借したものです。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1010/05/news033.html#l_st_gs-01.jpg

結論から言うと、ややがっかり、です。
インターフェース、操作感やスペック、筐体デザインの3方向からレビューしたいと思います。

まず、インターフェース。スマートフォンの場合画面が大きくボタンも少ないため、プロダクトの顔とも言える正面の印象はインターフェースによるものがかなり大きくなります。特に最初に目に入り、最も多く目にするであろうダッシュボード(待ち受け画面)の影響は大です。僕が一番がっかりしたのがこの部分で、壁紙(デフォルト?)・アイコンデザイン・フォント・時間表示、とにかく統一性がなく画面が非常に煩雑に見えます。これはGALAXYというよりAndroidやdocomo側の問題もあるのかもしれませんが、Appleの統一されたプラットフォームと繊細なフォントに比べて正直言って触る気を無くしました。Windowsが長年OSリニューアルを繰り返しながら一向にインターフェースグラフィックが洗練されていかないことを思えばAndroidも大丈夫か?と思わざるを得ません。インターネットブラウザも軽く触ってみましたが、ややドットの目立つフォントはせっかくの高精細スーパー有機ELディスプレイを活かしきれていない印象です。

次にスペック。液晶解像度(ドット数)は480×800でiPhone4に劣るものの(iPhone4は640×960)言われている通り、発色はすごくいいです。写真フォルダも見ましたが精度がカメラ・ディスプレイ共に精度が高いと思います。また、タッチの操作感もXperiaと比べるとずいぶん精度が高く、こちらもiPhoneに引けを取らないレベルです。慣性スクロールはiPhoneより速く、長いデータの閲覧はGALAXYの方が楽かもしれません。あとスペックで一番優位なのが電波で、これはsoftbankの脆弱な電波状況を考えるとdocomoの安定した電波環境は間違いなく魅力的です。僕の場合iPhoneは自宅1階はほぼ圏外です。

最後に筐体デザイン。GALAXY Sは裏面のデザインが非常に印象的で下部に手にフィットするようなアールの付いたデザインになっています。使用感と造形を満たすデザインで、僕は好きです。またアクリルパネルの下に星のような無数のドットがプリントされていて、GALAXY(銀河)の名にピッタリのディテールです。前面は黒のツライチに周囲にメタリックの飾りが付きiPhone3GSにかなり近い印象です。個人的には画面上のdocomoのロゴが不要と思います。なんだかずいぶん偉そうな書き方をしていますが、筐体デザインとして非常に完成度が高く意図の伝わる、色々とお手本にさせてもらいたいデザインで改めてSAMSUNGのデザイン力の高さを感じました。


以上、3つの方向からはっきり分けてレビューできる程、まだインターフェースとスペックと筐体デザインが別々に考えられているなというのが正直な印象です。(Appleのように)一体感のある開発と比べると僕はこのままでは根本的な解決にならないのではないかと思っています。

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